Sigma SD Quattro試写2


仕事で群馬方面に出かけたついでに帰り道途中少し足を延ばし碓氷峠の途中にある眼鏡橋によりSQ Quattroの試写を行った。
今回はちょうどDP2Merrillを車に積んであったのでFevoen同士の比較である。
RAWでも撮影しているが比較自体はjpegでの比較である。
私がSD Quattroに求めるものは手軽にFeveon画質でありRAW必須であればMerrillで良いからであり、今回の試写でSAマウントのレンズを買うか決めたいと思っている。本来ならもう少し広角のレンズが欲しいところだがDP2Merrillも30mmなので同一条件である。
何より私は風景を撮らないのでDP1でなくDP2にしたのだ。

さて場所は前述の通り群馬県の長野県の県境付近にあるめがね橋、旧碓氷峠のちょうど中間付近にある。
撮影した日も平日にも関わらず観光客がポツポツと見受けられた。

http://www.annaka-city.com/history/01.htm

2台とも三脚に据えて2秒タイマーで。

まずはDP2Merrill。

SDIM1048

Merrillっぽい色だ。
色をもっと自然に見せるにはやはりRAWで撮っておく必要があるが個人観賞ではとりあえずはjpegのままでも良い。

つぎにSD Quattro。

SDIM0016

解像度が高い分細かい部分のディティールが見て取れる。
が、色はMerrillに比べ普通だが前回の試写同様jpegだと明るい部分の白とびがMerrillより顕著に思えRAW前提での撮影になるかもしれない。
ちなみにどちらの場合でも手持ちだと若干手振れする感じ。
しかし等倍で見なければ微妙なブレだ。

どちらにしろ低ISOでの撮影が主なのでピーカンで十分な光量が無い時は三脚は必須と思われる。
実際はもっと多くの写真を撮っているが今回の試写結果からSD QuattroはMerrillユーザーである私としてはレンズが交換出来ることのメリット以外に特にMerrillから置き換える材料が無いという結論に至った。
むしろMerrillと比較してかなり大きいのでとても手軽には行かない。

17-70mmなどの広角が使えるズームレンズはさらに大きいのでSAマウントのレンズを買い増す理由も特に無くなった。
こうなると使用頻度はかなり低くなるだろうと思うので売却の方向で検討したい。
DP MerrillかDP Quattroを複数台持ちそれらを1台で済まそうとしているか、SD1から移行する人には良いかもしれないが別マウントからSAマウントへ移行するには少しインパクトが欠ける、良い材料が無いと感じる。

安いといっても他のAPS-Cセンサー搭載カメラと比較したら並みの値段。
風景撮りがメインで無い場合はCanon EOS M3やSony a6000等の方が良いだろう。
DP2Merrillを持っていなければもう少し違った結論になったかもしれないが色々な部分がまだまだかな、といった印象です。

SIGMA SD QUATTROを購入した


昨日Sigmaより発売されたミラーレス一眼カメラ、Sigma SD Quattroを予約購入した。
Sigmaのメーカー製品webページ
まだ液晶保護フィルムがないが試しに開梱、簡単にテスト撮影してみた。

なぜ買ったか?

タイプは違うが同Foveonセンサーを搭載したDP2 Merrillを所有し、その独特の絵に惚れ込んでいる、で、いつかDP1MとDP3Mを揃えたいと思っていただけに、発売のニュースを見てその予想よりだいぶ安い価格を見た瞬間に衝動買いというか、キタムラさんに予約を入れていたといった感じだ。
3台集めるよりレンズ交換できた方が安上がりってのもある。
私がカメラを使う上で一番の目的は子供の写真を撮ることであるが、子供を撮る道具としては色々な面で問題がある。しかしバシッと決まった時は素晴らしい絵を吐き出してくれる。
Quattro Hっているもう少しセンサーサイズの大きなものも、今年中に発売されるようだがおそらく高価だしDCレンズが使えるの?とか色々あると思うのでH無しのSD Quattroとした。
まぁそんなところだ。

とりあえず開けてみよう

SAマウントのレンズを持ち合わせていないので今回購入したものは30mm f1.4の単焦点レンズを同梱したレンズキットである。
結構箱は大きい、レンズキットだからこんなものかと思いつつ、いざ開梱。中にはさらに何個かの箱に分けられている。順に開けてみよう。
sdq1

初めに出てきたものはレンズであった。
30mm f1.4 のartラインのレンズは今は手放してないがCanonのものを使っていたので特にこれと言っていう事はない。
専用のケースが付属しているところが安っぽさを感じさせなくて良い。レンズは結構重く仕様書によると435g、レンズ径は62mmである。
SDIM0967SDIM0968

次の箱はバッテリーだった。
この手の製品を買うと充電器とバッテリーが増えていく。
統一規格とかできないのだろうか・・・写真を載せるほどのものでもないがこれ。
USBケーブルを見て判ったことだがUSBは3.0のようだ。
SDIM0969

最後にお待ちかねのSD quattroのボディ
予想以上にデカい!
その形からSonyのAPS-Cミラーレス程度のサイズを想像していただけにやたらでかく感じる。
重量はデカいわりに625gで持った感じでは軽く感じる。
表面はプラっぽい材質であまり高級感は感じられない。

SDIM0970
事前にわかっていたが斬新なデザイン。
しかしDP Quattroシリーズと比べれば普通より少し奇抜なくらい。
グリップは深く意外に持ちやすい。

SDIM0973
ファインダー、液晶パネル&操作パネル部。
SDシリーズは初めてなのでどうかわからないがSD1などの操作系を踏襲しているのだろうか?
このあたりはボチボチ触ってみることにする。
ファインダーはレンズの中央から見ると3~4cm右寄りだ。

SDIM0974SDIM0975
横から。
右サイドにはHDMI、USB、レリーズスイッチ用の端子。
左サイドにはSDメモリスロット。
レンズがSAマウントで一眼と共有している為かマウント部が出っ張っている。こんなところに電源ON/OFFスイッチがあるものイタダケナイ。
専用レンズを用意するのには時間もお金もかかるので仕方ないとして、デザイン的にはちょっと残念な感じだ。
ちょっと中途半端感がある。

SDIM0978

上部。
これ見よがしにプリントされているMADE IN JAPANの文字が光る(気分的に光るだけで実際に光るわけではない。)
まだマニュアル等見ていないのでわからないところもあるがダイヤル類とシャッタースイッチ。
Lockはダイヤルをロックする様だが機械的にロックするのではなくソフトウェアでダイヤルの機能をロックするもののようだ。
SDIM0980

センサー部。
ミラーレスですね。

SDIM0981SDIM0982

キットレンズの30mm f1.4を取り付けてみた。
マウントの出っ張りも手伝って結構レンズが長く前に突き出した外観となった。
重心も前より。
此れより短いレンズは少ないと思うのでどんなレンズを付けてもフロントヘヴィーになると思われる。
しかし見た目、意外と普通でDP Quattroのようなもの珍しい感じは無いので屋外で使用してもさほど目立たないでしょう。
幅はフルサイズ一眼ほどあるのでデカいカメラで撮っているなとは思われると思います。

最後に大きさをNikon D600と比較してみよう。
D600には同じような焦点距離の50mm f1.4を付けてみた。
SDIM0985

高さはD600の方が少し大きいが幅はSD Quattroの方が若干大きい。私の手は普通サイズだと思うが持った感じはSD Quattroの方がグリップが深いのでしっかりホードルすることができる。
SDIM0989

続いて長さ。
レンズフードをした状態でも外した状態でもSD Quattroの方が2cmくらい長い。SD Quattroに関してはミラーレスはコンパクトというのは当てはまらないようだ。
APS-Cセンサーの一眼と比較したらもっと差がでるだろうと思う。

だがしかし、こいつに求めるものは携帯性や使い易さではない。
Merrillから色々と進化はしていて欲しいが、私がSD Quattroに求めるものは画質のみ。技術の進歩で高感度特性の向上や動作の高速化などあれば尚よし。

能書きがたれている内に充電が完了したようなので、少し触ってみることにした。

ちょっと使ってみた

SDIM0990

操作性について

メニュー画面はDP2 Merrillと似ているのでSigmaの統一のフォーマットなんだろう。
軽く触った感じでは特に難しい設定はなくSigma製品を持っていればなんとなく設定はできる。
全体的にキビキビした動き、DP2Mと比較すればだいぶ快適です。ダイヤルやコマンドボタン?が付いたもの操作系には大きく役立ってます。(SD1との比較だとあまり変化ないかもですけど)

オートフォーカスについて

キットレンズの30mm f1.4との組み合わせでは悪くは無い。
AF-Sしか試してませんが動いているものを撮るのは難しそう。
DP2Mとの比較では早くなってますが他のミラーレスと比較すると速いとは言えない、どちらかと言えば遅い部類に入るかと。
バシバシ撮るというよりじっくり撮るという感じで、やはりモノ撮りに向いている気がします。

オートフォーカスのフォーカスポイントも他のミラーレス、Nikon1やSonyのミラーレスと比較すると少なく9点しかない。静物を撮るには問題ないですけどDP2Mから進化なし。

ファインダー

D600のOVFに慣れているせいかファインダーの画質は良くない。Nikon1V3と比較しても良いとは言えない。しかし意外に大きく見えるのでまずまず見やすい。
見やすいが画質は今一つな感じであるが野外での撮影には重宝するだろうと思う。

画質比較

厳密な比較ではないけどDP2 MerrillとSD Quattro、Nikon D600で同じものを撮影した写真を掲載しておきます。

場所は屋内、ISOはすべて100、それぞれのレンズの開放で三脚に据えてタイマーで撮ってます。
JPEG撮って出しです。
フォーカスは奥のビン、醸造家の夢という部分にAFで合わせてます。

SDIM0992
DP2 Merrill 30mm f2.8
まぁMerrillのJPEGはこんな感じでしょう。

SDIM0002
SD Quattro 30mm f1.4
f1.4の為か手前のリロアンドスティッチがボケボケ。
やり直すのが面倒なんでこのまま。
ボケ身の参考になれば。

DSC_2354
Nikon D600 AF-S Nikkor 50mm f1.4
やっぱこれが安パイ。
普段使っている24-70mmf2.8は素晴らしい。

第一日目の感想など

気軽に持ち出そうと思っていたので、このデカさは誤算。
本来は風景写真とかで真価を発揮するものだと思う。
便利に使うために何かズームレンズを1つ購入しようと思っていたがデカいので17-70mmくらいが価格的にお手ごろだしサイズ的に限界かも。
やっぱりフォベオンはフォベオン、三脚に据えてじっくり撮るのが正解か。コンデジ感覚でパシパシ撮れるかもというのは甘かった。
一台目のミラーレスには向かない。DPシリーズを揃えるよりはコンパクトだし費用も抑えられる。DPシリーズ全部欲しいけど買えないって人にはお勧め。

Merrill売却しようと思ってたけどどうしようか悩み中。
経済的には売却の方向なんだけど。

では、次回は野外で試し撮りをしてみたいと思います。