Spresense LTE拡張ボードについて教えて

ソニーが提供するSpresense LTE拡張ボードは、Spresenseメインボードと組み合わせて使用する拡張モジュールであり、IoTやM2M(Machine to Machine)向けのプロジェクトでLTE通信機能を追加するためのものです。以下に詳細を説明します。


主な特徴

  1. LTE Cat-M1 (LTE-M)およびNB-IoTの対応
    • 低消費電力かつ広域通信に適したLTE通信が可能です。これにより、IoTデバイスの長期間稼働が実現できます。
  2. 高い柔軟性と拡張性
    • Spresenseメインボードと接続することで、エッジAIや高精度GNSS機能と組み合わせた通信アプリケーションの開発が可能です。
  3. SIMスロット内蔵
    • Nano SIMスロットを備えており、通信キャリアのSIMカードを挿入するだけで利用可能です。
  4. コンパクトな設計
    • 小型のボードサイズで、省スペース設計のデバイスにも組み込みやすい。

使い方の例

  • 遠隔監視システム
    IoTデバイスを用いた農業やインフラ監視に適しています。センサーから収集したデータをLTE経由でクラウドに送信可能。
  • モバイルトラッキングデバイス
    GPSと組み合わせて位置情報をリアルタイムで送信。
  • スマートメータリング
    電力や水道の消費量を通信でリモート監視。

技術仕様

  • 対応ネットワーク: LTE Cat-M1, NB-IoT
  • 動作電圧: 3.8V
  • インターフェース: UART, SPI, I2Cなど、メインボードとの接続をサポート
  • サイズ: メインボードにフィットするコンパクトな設計

開発サポート

  • SDKとライブラリ:
    ソニーが提供する開発環境(Spresense SDK)を使用することで、通信機能を簡単にプログラムできます。
  • サンプルコード:
    データ送信や受信の基本的なプログラム例が公開されており、初心者でも使いやすい。
  • Arduino IDE対応:
    SpresenseはArduino IDEに対応しており、開発を始めるハードルが低いです。

注意点

  1. 対応エリア:
    LTE Cat-M1やNB-IoTが利用可能な通信キャリアのエリアで動作します。事前にカバレッジを確認する必要があります。
  2. データプラン:
    使用するSIMカードの通信料金がかかるため、用途に応じたプランを選択するのがおすすめです。

より詳しい情報や購入については、公式サイトやサードパーティの販売ページを確認してください。

あなた:

動作確認が取れてるSIMは?

ChatGPT:

Spresense LTE拡張ボードで動作確認が取れているSIMカードは、以下の通りです。

供給元プラン名購入先通信に関するお問い合わせ窓口
株式会社インターネットイニシアティブIIJmio IoTサービス (個人向け)https://www.iijmio.jp/mit/https://www.iijmio.jp/contact.jsp
株式会社インターネットイニシアティブIIJモバイルサービス/タイプI (法人向け)https://www.iij.ad.jp/biz/iijmobile/https://www.iij.ad.jp/svcsol/customer/
株式会社インターネットイニシアティブIIJモバイルサービス/タイプD (法人向け)https://www.iij.ad.jp/biz/iijmobile/https://www.iij.ad.jp/svcsol/customer/
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社お試しプラン, VS・VM・VLプランのドコモ回線 ※データ専用プランでお申し込みください。http://mobile.nuro.jp/service.htmlhttps://support.sonynetwork.co.jp/nuromobile/web/index.html
ミーク株式会社MEEQ SIM インターネット接続 ※ドコモ回線でお申し込みください。https://www.meeq.com/meeq/https://support.meeq.jp/hc/
株式会社ソラコム特定地域向け IoT SIM (plan-KM1 & plan-D & plan-DU/LTE-M)https://soracom.jp/start/https://soracom.jp/contact/
株式会社ソラコムSORACOM IoT SIM (planX3)https://soracom.jp/store/s_category/sim/https://soracom.jp/contact/
さくらインターネット株式会社さくらのセキュアモバイルコネクトhttps://iot.sakura.ad.jp/sim/https://iot.sakura.ad.jp/contact_sim/

これらのSIMカードは、LTE-M通信網への接続が確認されています。

ご使用の地域や場所が、ご契約予定の通信事業者のサービス範囲内であることを、事前にご確認ください。

Sony Developer World

情報源

あなた:

LTE拡張ボードはMicroSD対応?

ChatGPT:

はい、Spresense LTE拡張ボードはMicroSDカードに対応しています。

MicroSDスロットの特徴

  • データ記録用
    • LTE通信で取得したデータや、センサーからのデータを保存できます。
    • ローカルストレージとして、ログデータの蓄積や一時的なデータ保管に便利です。
  • ストレージ容量
    • 一般的なMicroSDカードを使用可能ですが、具体的な最大容量対応については、製品のドキュメントで確認することをおすすめします(通常は32GB以上のカードも利用可能)。
  • 簡単なプログラム制御
    • Spresense SDKやArduino IDEのライブラリを活用することで、MicroSDへの読み書き操作を簡単に実装できます。

使用例

  • IoTデバイスが取得するセンサーデータを記録し、LTE通信で必要な部分だけ送信。
  • MicroSDに保存したファームウェアや設定ファイルを用いて、デバイスのアップデートや設定変更を実施。

注意点
MicroSDカードを使用する際は、正しいフォーマット(通常はFAT32)を行う必要があります。また、耐久性や信頼性の観点から、産業用途向けの高耐久性MicroSDカードを選ぶことをおすすめします。

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