Xojoというクロス開発プラットフォームを試しに使ってみる、のその2

先月Xojoというクロス開発プラットフォームを試しに使ってみるを書きましたが、そこそこ使ってみた感想を述べたいと思います。
以前の記事:

まだまだXojoの本来の実力をぜんぜん使えてない状態ではあるけど、ここはダメってところを言いたい。
まず第一に日本語のドキュメントがほぼ無いという点がこれを初めてプログラミングをやる方のハードルをグンとあげている。
.Net系であれば書籍も山ほどやるしネットにもあらかたやりやい事を解決できるだけの情報がある。
Javaもしかりだ。
XojoはRealBasicの後継?みたいなもののようだがそちらの情報が使えると思いきや、微妙に違うようでRealBasicで書かれたものが動いたり動かなかったり。
最終的に海外の英語で書かれたリファレンスをを見る羽目になる。
統合環境にサンプルが同梱されており結構あるので他の言語を習得している人の場合は大いに参考になるが、これからプログラミングを始めてみようという人向けの参考になるような情報が非常にすくないと感じた。

次に標準で装備されているコントロールが少なくVisualStudio系と比較した場合に作ることができるUIが貧相なものになる。
自分で使用するアプリや、業務の効率化などを目的としたアプリならば多少の事は妥協できるとしても顧客相手の開発となった場合にはカレンダーコントロールすらないのでアプリの使いやすさの面で.Net系に劣る。
業務で使用するとなると、そのあたりのUIの改善にサードパーティー製のカスタムコントロールを有償で購入する必要が生じるかもしれない。
ここでも日本のものは見つけられなかったので海外のものとなる可能性が高いだろう。

あと.NetやJavaであれば基本的には無償でバイナリーまで生成できる開発環境を構築する事ができるのにXojoではバイナリーを生成するにはライセンスを購入する必要があるのでこれもマイナスポイントだ。

以上が半月程度使った私が思うダメな点だがあるが、それを補うプラスな面がいくつかあります。

まずはデスクトップアプリケーションの場合。
以前も述べたがマルチプラットフォームなアプリケーションを簡単に作ることができる。
これはXojoを使用する上での最大のメリットであろう。
しかもJavaに比べてると情報がすくないというマイナスな面はあるが言語の習得は文法的なことで言えばそれほど難しくない。
C#やJavaではプログラミング技術や知識がないと出来ないようなことが、簡単にできる。
下手すれば1行でできる。
Windows3.1のころのGUIアプリの開発といえば開発言語はC++のみでWindowから生成する必要があったことを思うと夢のような話だ。
私的にはVB.netと比較しても簡単であると感じた。
反面、UIの自由度は低くブラックボックス的な面もあるのでローレベルな階層へのアクセスはどうなるのか現在の私のレベルでは不明である。
このデスクトップエディション?はAccessで作られた業務アプリを移植するとかには向いていると思う。
顧客情報管理用のフロントエンドにどうだろうか。
Linux版で作ればセキュリティ面で有利になるしWindowsしか使えないオペレーターに業務以外のことをさせないという意味でも良いと思う。

次にwebアプリケーションの場合。
私はこれに一番注目している。
簡単なwebアプリを作ってみたが簡単なことは本当に超簡単にできる。
(.Netでwebを開発するのに似ている)
普通のGUIアプリのようにwebアプリをプログラミングできるのでphpやjavaより100倍生産性が良いと思う。
デスクトップアプリケーションの場合のところでも触れたがDBのフロントエンドみたいなことなら簡単にできるだろう。
またphpでもJavaでもそれを稼働させるサーバーが必要だがXojoで作ったwebアプリケーションはそれすら不要である。
何形態かあるようだが、webアプリとwebサーバーを丸ごとアプリとして生成するので例えば普通のWindowsPCでもそのままサーバーになる、
XojoCloudというのもあるようでとにかく手間なくwebアプリを公開することができるようである。
apacheなどは基本無償で使えるがWindows系のサーバーを使用するとweb公開するにはバカ高いライセンス料金がかかるがXojoは自分で機器を用意すればこれも無償で済ます事ができる。
私のような自営業者には非常においしい。

まだ未知数な部分としてはwebサーバーの性能であるが、ちょっとしたものなら十分か。
なにか試験する方法はあるのだろうか。

さておきwebアプリケーションライセンスだけ、買うかもしれないです。

あとiOSとラズパイは試してないがラズパイはARM対応というだけで(Linux)デスクトップと変わらないと思われる。
でもあえてラスパイでGUIアプリを動かす事もないだろうという事でスルー。
学習用には良いとおもう。
iOSはxcode+swiftが無償で使えるしこちらのほうが情報が多いので私としてはスルー。
objectiveCやswiftチンプンカンプンで挫折した人でどうしてもiPhoneアプリとか作りたい人には有用かも。

一旦評価を止めもう少し購入検討をしたいと思います。
すべてのエディションに技術的には興味あるが、おそらく購入するとしてもwebアプリケーションだけになるでしょう。

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