RaspberryPi応用研究(1)

投稿者: | 2015年8月1日

RaspberryPi(以下ラズパイ)で簡易セキュリティシステムを構築する

超小型のLinux実行環境であるラズパイであるが安価だしいろいろな使用用途が考えられる。
本来の目的でもある教育用としても使えるしLinuxが動作するので小型のサーバーとしても使用できる。世界中のユーザーの中にはラズパイで小型のスパコン(もどき)を作ってしまう人もいるようだ。
技術ヲタとしてはスパコンとか超面白いのだが実用性が皆無。作って満足、燃え尽きる可能性は否めない。いやきっとそうなるだろう。
雑誌などの記事でLEDを点灯させるとかあるが、それもまた同様、動いて満足な感じになってしまうと思う。
そこで以前実用的な何かできないかと考え出た結論がセコム的なもの、簡易セキュリティシステムだ。
なかなか実現できずにいたがようやく時間がとれそうなのでいよいよ着手することにした。
思考錯誤の末、機能として次のようなものを実装できそうだ。

  1. 人感センサーの信号を受けmailで知らせる。
  2. mailで知らせると同時にリレー出力する。(パトランプ等に)
  3. 夜間不定期に室内の電灯をリモコンでON/OFFする。

一応、安価にできそうな機能だけに絞った。
これらを実現するために必要なものとして

  1. ラズパイ本体+SDカード
  2. ELPAのワイヤレス人感センサーと受信機
  3. ユニバーサル基板と電子部品
  4. これらを入れるケース

が必要である。

IMG_5909

 

Raspberry Pi Type B 512MB
ELPA ワイヤレスチャイム センサー送信器 増設用 EWS-03
ELPA ワイヤレスチャイム ランプ付き受信器 増設用 EWS-20

電源周りが比較的高くつきそうだが家の安全を考えれば安いもんだ。
さて今回は大体の回路図を考えてみたい。
ELPAの受信機はセンサーを4台取り付けられ、それぞれ検知するとLEDが点灯する。このLEDを駆動するトランジスタの信号を横取りしフォトカプラを介しラズパイのGPIO1-4に取り込む。
通常HでLになったら人感センサーが反応したことになる。
入力はこれだけ。
リレーの駆動はRN1202等のデジトラで。ラズパイの出力ポートでON/OFFを制御する。
とりあえず2つリレーを載せておくことにする。
リモコンはフォトトランジスタをリモコンの波形パターンで真似てIRで出力するだけ。または面倒なら学習リモコンのスイッチを外部から入り切りすることで行う。
(またどうするか決まってない。)

最後に電源周り。
ラズパイは5V電源があればOKだが受信機は4.5V.または電池3本である。
三端子レギュレータなどを使えば安くすむのだが、発熱対策など面倒なのでDC-DCを使っちゃうことにした。
これば目的に電圧が出せればOKである。

で回路図はこんな感じ。

Pi

すでにラズパイとEUPAの受信機、センサー類は手元にある。
ちなみに手持ちのラズパイは旧タイプ。
しかし他の部品は久しく電子工作をしてないので殆どない。
というわけで近所では部品が調達できないなので久しぶりに秋葉原へGoである。

[amazonjs asin=”B00T9L5M1S” locale=”JP” title=”本体&ケース 超小型パソコン Raspberry Pi 2 Model B RS正規品 (Clear)”]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です