心理学に意識や無意識、深層心理などの言葉があります。心の動きを説明するのには都合が良いかと思いますが果たして実際にそのようなものが存在するのだろうか。
私の考える人間の制御系である脳では、無意識にあたるものは自動人形であり、人間の行動はすべて自動人形により行われ、その行動結果が意識にあたる部位に報告されると考えます。この報告される部位は短期記憶で、処理結果は短期記憶に出力されると考えています。
なおかつ短期記憶から絶えずフィードバックが行われ自動人形との間にクオリアと言われるものが発生するのではないか。
決して意識が最上層ではなく、自動人形(無意識)が最上層であり意識的に考えて行動したつもりでも、自動人形が行った行為を自発的に行ったと錯覚している。
人間は(その他の高等な生物も含め)極論すれば意識がなくとも行動できるのです。
私が自動人形という言葉に拘る理由はこの神秘的な臓器である脳は基本的にニューロンが束になったワイヤードロジックであると考えているからです。
仏教の世界に八識という考えがありますが、マナ識、阿頼耶識が私の考えでは自動人形ということになります。マナ識=本能的処理をする自動人形。阿頼耶識=その他の自動人形。
確かに概念的に意識や無意識というものは存在するかと思いますが、脳の生理的な仕組みは以外に単純なものでは無いかと私は思います。
人間の根底には真心が詰まっています。
人間の表層は欲心で凝り固まっています。
心は元気、生きる意欲、愛情の三要素からなり、
心の欲するままに自由自在に思いを募ります。
気楽に微笑んで優しい言葉をかける。
それだけで幸せは寄り添ってくれます。
思い煩うのは現実からかけ離れている時間差に
惑わされているにすぎません。
真実は目の前の一瞬にあります。
一瞬の光を心にとどめて温めれば
生かされていることに感謝できます。
ハハハ皆さんに理想論を言うなと叱られます。
私は馬鹿ですので理想を信じ、感動しています。
ありようをあるがままに・・・。