Sigma SD Quattro試写2

投稿者: | 2016年9月18日

仕事で群馬方面に出かけたついでに帰り道途中少し足を延ばし碓氷峠の途中にある眼鏡橋によりSQ Quattroの試写を行った。
今回はちょうどDP2Merrillを車に積んであったのでFevoen同士の比較である。
RAWでも撮影しているが比較自体はjpegでの比較である。
私がSD Quattroに求めるものは手軽にFeveon画質でありRAW必須であればMerrillで良いからであり、今回の試写でSAマウントのレンズを買うか決めたいと思っている。本来ならもう少し広角のレンズが欲しいところだがDP2Merrillも30mmなので同一条件である。
何より私は風景を撮らないのでDP1でなくDP2にしたのだ。

さて場所は前述の通り群馬県の長野県の県境付近にあるめがね橋、旧碓氷峠のちょうど中間付近にある。
撮影した日も平日にも関わらず観光客がポツポツと見受けられた。

http://www.annaka-city.com/history/01.htm

2台とも三脚に据えて2秒タイマーで。

まずはDP2Merrill。

SDIM1048

Merrillっぽい色だ。
色をもっと自然に見せるにはやはりRAWで撮っておく必要があるが個人観賞ではとりあえずはjpegのままでも良い。

つぎにSD Quattro。

SDIM0016

解像度が高い分細かい部分のディティールが見て取れる。
が、色はMerrillに比べ普通だが前回の試写同様jpegだと明るい部分の白とびがMerrillより顕著に思えRAW前提での撮影になるかもしれない。
ちなみにどちらの場合でも手持ちだと若干手振れする感じ。
しかし等倍で見なければ微妙なブレだ。

どちらにしろ低ISOでの撮影が主なのでピーカンで十分な光量が無い時は三脚は必須と思われる。
実際はもっと多くの写真を撮っているが今回の試写結果からSD QuattroはMerrillユーザーである私としてはレンズが交換出来ることのメリット以外に特にMerrillから置き換える材料が無いという結論に至った。
むしろMerrillと比較してかなり大きいのでとても手軽には行かない。

17-70mmなどの広角が使えるズームレンズはさらに大きいのでSAマウントのレンズを買い増す理由も特に無くなった。
こうなると使用頻度はかなり低くなるだろうと思うので売却の方向で検討したい。
DP MerrillかDP Quattroを複数台持ちそれらを1台で済まそうとしているか、SD1から移行する人には良いかもしれないが別マウントからSAマウントへ移行するには少しインパクトが欠ける、良い材料が無いと感じる。

安いといっても他のAPS-Cセンサー搭載カメラと比較したら並みの値段。
風景撮りがメインで無い場合はCanon EOS M3やSony a6000等の方が良いだろう。
DP2Merrillを持っていなければもう少し違った結論になったかもしれないが色々な部分がまだまだかな、といった印象です。

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