子供の運動会で使うカメラ 結果編

投稿者: | 2016年9月23日

9月に入っても遠方に台風が発生しているせいか天気が悪い日が続いているが、運動会の日は梅雨の晴れ間のように暑く天気が良かった。

検討編でお知らせしていた運動会であるが当日はNikonのD600+70-200mmと同社Nikon1 V3+70-300mmで挑んだ。結局のところV3の出番はなくD600のみの運用になってしまった感じです。
というのは幼稚園の園庭は狭く、保護者の応援席が周りにあり実際に子供が走ったりお遊戯をする場所の広さはテニスコート1面ほどしかない。
V3+70-300mmでは望遠過ぎる。

快晴だったのでV3でも行けるぞと思い、場所取り後V3での撮影確認をしたわけだがワイド端の70mm(35mm換算で210mm)にしてもかなり離れないと全身を入れて撮ることができなそうだったので早々にV3での撮影はやめにしD600一本で運用することにした。

D600は特に動体に強いわけではないけど幼稚園児くらいなら走っていても全然AFはOK。70-200mmなのでちょうど200mmでV3のワイド端くらいの画角。
これでも3~4メートル離れないと子供の全身が入るように撮影することはできない。それほどV3は超望遠なのだ。

私が場所取りしたところが園児たちの入場門のすぐ脇だったので、場所的にもV3では難しい。RX100M2+D600という組み合わせが良かったかもだが、D600+70mmでも何とか行けた感じだ。

他の幼稚園はどうかわからないが、私の子供が通っている幼稚園の運動会の場合、応援席での撮影はOK。あとはカメラ席というところが少しありそこから撮影。それとお遊戯などの場合は撮影タイムというのがあり園庭内で近くに行って少しの時間撮影できる。
というような感じで撮影できるタイミングも結構限られる。
だいいちに狭い幼稚園の園庭に児童の数の倍以上の保護者+αがいるので、そうでもしないとぐちゃぐちゃになるだろう。

わが子の出番はお遊戯と地区代表のリレー。
お遊戯は応援席から。
リレーはカメラ席から撮影した。
総じてうまく撮影はできたと思うが良かった点と悪かった点をまとめてみたい。

良かった点
・やはりフルサイズの画質は最高。当日は晴れたが多少曇りでもレンズの明るさもありいい写真が撮れたと思う。

悪かった点
・カメラが大きいので人ゴミは大変。重さは気にならないが大きさは周りの環境で不利に働いたり気を使うこともある。
・200mmでは応援席からだと上半身のアップなどは撮れない。
・D600だと連写はあまり使えない。連写というよりは連続撮影。連写が息切れしてしまう。性能的にはもう少し行けるはずなので高速なSDカードを準備したほうが良かったかも。

以上です。
フルサイズは画質&立体感の一言に尽きますな。
こういった取り回しが厳しい現場では総合的にはAPS-Cの一眼かAPS-Cのミラーレスカメラが画質、運用の面でバランスが取れているのだと思います。
ちなみに幼稚園が手配したカメラマンはCanon 7Dmk2にそれほど大きくもないレンズを付けて撮影していました。

顔や名札をぼかしたりした写真は掲載したくないけどせっかくなので一部を切り取った写真を参考程度に載せておきます。

DSC_3716

運動会で使うカメラについてはいろいろなwebサイトで紹介しているけど自分なら今(2016/09現在)めちゃくちゃ底値になっているCanonのEosKissX7ダブルレンズキットかピンぼけ量産の心配の少ないNikon1のJ5のダブルレンズキットをお勧めしますね。
この2機種なら運動会以外でも色々な場面で使えるでしょうし、少しお高いコンデジ並みの価格で売られているのでかなりお得です。
(尚、お金の余っている方はCanonの7Dmk2とかNikonのD500あたりかフラッグシップのフルサイズを買ってください。)

以前偶然みたWebサイトでNikonのP900やSonyのRX100(無印)を勧めていましたが問題外です、まったく撮れないことはないですが運動会などの動くものを撮る場合はオートフォーカスの速さとシャッターを押して実際にシャッターが切れるまでの応答速度が重要です。一眼レフがベストですがミラーレスやコンデジでも特にその辺を重視して選定すると失敗がないと思います。

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