究極の兵器と言ったら何を連想するだろうか。
核兵器、戦略爆撃機、原子力潜水艦、はたまた空想上のレーザー兵器やアニメ、漫画などに登場するロボット兵器や宇宙戦艦などなど。
どれも此れも凄まじい殺傷能力を持った殺人兵器ですが、私の考える究極の兵器はあらゆる意味でもっとも強力で可能性を秘めた兵器である。
兵器と言ったら誤解があるかも知れませんが私の考える究極の兵器、それは「人工知能」である。
人間のように考え意思や自我のある人工知能。
人間のそれを凌ぐ思考速度と疲れを知らない頭脳。
4000年間で人類の文明がもたらした発見をたったの1秒程度でもたらし、さらに人類が今後1000年、2000年かけても解決できない科学的な問題なども一瞬で解いてしまうような圧倒的な思考能力を持った人工知能。
そのような人工知能を開発することが出来れば今後人類の科学は飛躍的に発展するに違いない。
宇宙の創生の問題や常温超伝導、癌やエイズの治療など人類にはまだまだ未解決の事柄たくさんありさまざまな実験や観測を経てようやく到達する事のできる難問も少人数の天才の出現を待つことなく解決できるだろう。
また別の方向では現在存在する兵器を凌ぐ威力を持った兵器の発明、逆に核兵器などを無力化する発明や空想上の乗り物の原理や物理的な法則などの発見等等、あたらな創造も大幅に短縮する筈である。
現在、このような人工知能の研究はされているだろうが具体的な成果は無いようで脳の生理的な機能の解明に留まっているとどまっているようである。
今後、学者を目指す諸君には是非とも人工知能の開発、原理について研究して頂きたいものである。
技術立国である日本こそこの問題に先陣を切って取り組むべきであり、国もこのような研究に対し全面的に支援すべきである。
仮に人工知能を生み出す事ができれば、他の学問的課題はすべて人工知能でまかなう事ができるのである。
その時、我々人類は人工知能の指示通り行動することになるのである。