埼玉県民共済住宅
埼玉県以外は分かりませんが埼玉県民でかつ県民共済に加入していると県民共済住宅に住宅建設を依頼する事ができます。
主な特長ですが
•自由設計
•坪33万3900円
•主観ですが、もの(材料)がそこそこ良い割りに安い
•利益を追求していないので安心できる
といった所でしょうか。
詳しくはホームページなどを参考にして下さい。
http://www.saitama-kyosai.or.jp/jutaku/index.html
外国の家の様なモダンな家を検討している方には向きませんが、準日本建築物でマイホームを検討されている方は候補の1つに入れてみて損はないと思います。
私の場合は兄弟が先に県民共済住宅にて家を建てまして、その出来栄えなどを見て県民共済住宅に決めました。
宅地造成
我が家は畑だった土地を農転し宅地としました。
田舎なので結構広く大体150坪を少し欠けるくらいですが土地の形がL型なのであまり良くはありません。
そんなこんなでマイホーム建設の話が持ち上がり農転の許可がおりましたので、早速造成をしないといけませんが、業者さんにお願いしたら2~300万は軽くかかりそうなので自力&親戚の力を借りてやりました。
作業的にはよう壁のコンクリ打ちと盛り土です。
2008.9.8 擁壁のコンクリの準備
2008.9.27 4tダンプを借りて盛り土。そして馴らすの繰り返し。ダンプが小さいのでかなり往復しました。
ダンプはレンタル、ユンボは知り合いの業者から借用。
2008.10.8 上から見たところ。まだまだ盛り土足らない状態。
2008.10.18 だいぶ土が入りました。軽く100杯は入れたか。
奥行くほど土地が低かったのでかなり盛ることに。
コンクリの波型の部分がちょこっとになってしまった。
県民共済ので作業の流れと契約
詳しくは県民共済住宅のWebページの家作りのスケジュールのページを見て頂くのが手っ取り早いのですが簡単に説明すると次のような感じになります。
建物だけの場合は以上のような手順となると思いますが土地も同時購入される場合はちょっと違ってくるかもしれません。
地鎮祭
県民共済とは関係ありませんが、一応地鎮祭というものをおこないました。
ハウスメーカーさんにお願いすると地鎮祭も仕切ってくれるようですが県民共済は地鎮祭は扱っていないようですので私の場合は知り合いのツテをたどり神主さんに直接依頼しました。
地鎮祭についてはこの辺を参考にしてください。
私の事例を簡単に述べますと、電話で地鎮祭の依頼のお願いをしたのですが、そのときに必要なモノを教えていただきまして、それを地鎮祭当日までに用意します。
ご祝儀といいますか初穂料も指定されましたので初穂料と記載された祝儀袋に金額を入れ用意しておきます。
当日は、神主さんが段取りをしてくれしたのでまぁ大体1時間程度で終了といったところでしょうか。
施工開始
契約後、施工開始されるわけですが、それまでにすることを簡単に記載します。
まずは家の大きさや間取りを決めます。大体の要望を出すと、設計士の方がこちらの要望を全面的に採用した形で図面化してくれます。
特にプランが無い場合は、完成図面やイメージなどを伝えても良いかもしれません。
しかし自由設計で自由である反面、こちらは素人ですので完成時に思わぬ失敗をする可能性があります。設計士の方の意見や、先に新築された友達や知り合いなどの意見も参考にしておいた方が良いかと思われます。
具体的に言えば、デザインばかり優先したために導線が悪いとか風通しが悪いとかそんな類の事ですが、後から変更できませんので十分検討することをお勧めします。
間取りが大体決まりますと次は屋内外の設備の選択です。
屋内ですと、お風呂やトイレ、キッチンやドア、床など。屋外ですと壁材や瓦、アルミサッシなどなど。
県民共済標準品以外を使用したい場合はあらかじめ決めておきましょう。
簡単に書きましたが、我が家の場合は間取りだけでも半年かかってます(笑)< /p>
県民共済での作業のほかに建設予定地の測量なども必要ですので平行して進めておきましょう。
建物の間取りの図面が完成し必要事項、必要書類がそろえばいよいよ契約です。
手続き的な契約が済み、第一回の支払いが完了しますと、いよいよ施工開始です。
これまでに何度も県民共済の担当者と打ち合わせをすることになりますが、間取りがすんなり決まれば早いかもしれません。
あ、ローンの方は住宅ローンの手配もすませておかなくてはです、
その後は拍子抜けするほどトントン拍子て進んで行きます。
こんな感じで看板が立てられ
瞬く間に基礎が打たれて行きます。
上棟
まぁひとつの区切りでしょうか?
県民共済は関知しませんので、上棟式やらを行いたい場合は独自に行う必要があります。
私の場合は簡単なお菓子を出しまして、少ないですが大工さんがたに感謝の気持ちを差し上げました。
あとひとつ重要なことがあります。
そう、支払いです。
上棟後、契約金の35%を支払う必要があります。
まぁ住宅ローンの融資先に出向いて振り込むだけですが金額が大きいのでなぜかハラハラします。
平行してやる作業としては、部屋の壁紙を決める事と、電灯を決めること。
監督さんがカタログを貸してくれるのでそれを見て決めます。
電灯はたとえば合計で20万円までの範囲で、と言われますのでその金額を目安に決めます。
オーバーしてもOKですが、最終の支払い時に清算されて金額が請求されます。
ホント、どんどん出来て行きます。
完成
施工、着工開始から4ヶ月程度で完成してしまいました。
流れとしては建物が完成し、内装類が完成し、最後に水周りでしょうか。
水道や下水、我が家の場合は浄化槽が必要でしたので浄化槽が最後でした。
電気は県民共済のほうで手続きをして頂きましたが、私の場合は水道は知人に頼んだのでそちらへお願いしました。
完成といっても引渡しまで住むことはできません。
引渡し時に監督よりいろいろと説明がありまして晴れて住み始めることができます。
最終的な清算金額がでますので、残りすべての支払いを近日中にする事になります。
我が家の設備を少し紹介したいと思います。
我が家の玄関周りはこんな感じです。
レンガ風の壁材はトステムのボナリオ(県民共済標準品)。四辺合じゃくり工法でつなぎ目が目立ちません。
玄関の電灯は人感センサー式にしましたがほとんどつけることはないです(今のところ)。
キッチンは妻の希望でwoodone社のアイランド型を選択。なかなかデザインが良いです。
キッチンの上部にLEDの証明を採用したのですが省エネの割りにすごく明るくベストチョイスだと思っています。
雑然としていますがリビングです。
天井を細工してもらいました。もちろんオプションになります。
玄関を入ったところが吹き抜けになっておりました上からの写真です。
次回はエクステリア関係を書きたいと思います。